クリームパンについて
クリームパンはパンの中にクリームが入ったパンです。
クリームパンのクリームは、カスタードクリームが基本です。
しかし、生クリームやチョコクリームなど、さまざまなバリエーションがあるのも特長です。
また、クリームパンは野球のグローブのような形状をしていることが多いです。
クリームパンがグローブの形をしている理由は空洞対策
クリームパンがグローブの形をしている理由は、空洞ができてしまうのを防ぐためです。
パンは焼き上げるときや、発酵するときに大きく膨らみます。
しかし中身のフィリングは膨らむことはありません。
そのため、中に大きな空洞ができてしまいます。
成形のときにカスタードクリームを包み、切込みを入れることで空洞はできません。
クリームパンの発祥
クリームパンを初めて作ったのは、新宿中村屋さんです。
1904年(明治37年)に生まれたクリームパンは、100年以上の歴史があります。
新宿中村屋の創業者である相馬愛蔵氏が、シュークリームの味に感動してパンに応用したのが始まりです。
クリームパンの美味しい食べ方
クリームパンを美味しく食べるなら、温度に注目してください。
今回は以下の3種類の食べ方を紹介します。
・温かいクリームパン
・常温のクリームパン
・冷たいクリームパン
温かいクリームパン
カスタードクリームの濃厚な味わいを楽しみたいなら、温かいクリームパンがおすすめです。
焼き立ての温かいクリームパンは、中身のクリームがトロッとしています。
焼いてから時間が経ってしまったら、レンジを使って温め直すのがお手軽です。
常温のクリームパン
常温のクリームパンはプリンのような、プルプルしたクリームが楽しめます。
焼き上げてから時間が経ち常温になることで、パン生地とカスタードクリームが馴染みます。
冷たいクリームパン
クリームパンを冷やして食べると、濃厚なアイスクリームのような食感が楽しめます。
近年ではクリームパンを冷やして食べるのが、SNSを中心に話題になっています。
シュークリームから発生したクリームパンなので、冷凍するとシューアイスのようになります。
クリームパンの保存方法
クリームパンは購入した当日中に食べるようにしてください。
クリームパンは菓子パンの中でも消費期限の短いパンです。
すぐに食べられない場合は、直射日光を避けて涼しい場所で保管します。
それでも食べきればい場合は、他のパンと同様に冷凍してください。
クリームパンのカロリーや栄養は?
クリームパンはパン屋さんによって大きさが異なりますが、カロリーの目安としては、100g当たり236kcalです。(引用:カロリーSlism)
他の菓子パンと比べると少なく感じますが、カスタードクリームはずっしりしています。
パン一個で考えると、カロリーは少なくありません。
カスタードクリームの材料は、卵・牛乳・薄力粉・砂糖です。