2020年から始まったコロナ禍によって、私たちの生活は大きく変わりました。
パン屋さんの営業もコロナ禍で大きく変化しました。
今回はコロナ禍がパン屋さんに及ぼした影響を紹介します。
コロナ禍によるパン屋さんの変化
コロナ禍によるパン屋さんの変化をまとめました。
コロナ対策は、パン屋さんにとって大きな負担です。
しかし、感染予防のために出来る限りの対策をしてくれています。
トングやトレイをこまめに消毒する
コロナ禍以前も食中毒対策のために、使用したトングやトレイの清掃は行っていました。
しかし、以前よりも念入りに消毒してくれています。
パンを個包装する
コロナ禍以降はパン屋さんのパンは、ビニール袋で包装されて陳列されるのが当たり前になりました。
コロナ禍以前を思い出してみると、パンは包装されずに陳列されいるのをよく見かけました。
ビニール袋の費用やパンを袋に詰める作業で、パン屋さんの負担は増えています。
入場制限を設ける
パン屋さんによっては一度に店内に入れる人数を制限をしているお店があります。
行列ができていることで、人気のパン屋さんと認識してもらえるというメリットはあります。
しかし、行列に並ぶのが好きな人は多くはありません。
常連さんを逃してしまうことにもなりかねないので、パン屋さんにとっては複雑な問題です。
現金からキャッシュレス決済へ移行
近年はキャッシュレス決済へ移行するパン屋さんが増えています。
キャッシュレス決済は小銭を持つ必要がないため、若者を中心に利用者が増えています。
コロナ禍以前からキャッシュレス決済に対応するお店はありました。
しかし、コロナ禍によってお金で感染する危険を回避するため、一気に広がった印象があります。
キャッシュレス決済を導入すると、パン屋さんは売り上げの数%を支払う負担があります。
キャッシュレス決済の広告で新規のお客さんが増えたり、お釣りを常に用意する手間がないため、パン屋さん側のメリットも大きいです。
ケーキ屋さんのような対面スタイル
近年のパン屋さんではケーキ屋さんのようなスタイルのお店が増えています。
とくにコロナ禍以後にオープンしたパン屋さんで目立ちます。
対面式のショーケースにパンが並んでいて、パンは店員さんが取ってくれます。
お客さんが触れることがないというメリットは大きいです。
しかし、ゆっくりパンを選ぶことができないので苦手という方も多いです。
イートインスペースや試食の廃止
コロナ禍でイートインスペースや試食を廃止したパン屋さんが多いです。
気になるパン屋さんの売り上げは?
パン屋さんの売り上げに関しては、コロナ禍によってどう変化しているのでしょうか。
少し値段の高いパンでも売れるようになる
コロナ禍によって少し値段が高いパンが、よく売れるようになりました。
自宅で過ごす時間が長くなりました。
外食の機会が減ることで、いつもよりも高いパンを自宅で食べようというお客さんが増えます。
食べ物は以前食べていたものよりも、ワンランク上のものを選ぶようになります。
学校やオフィスで販売しているパン屋さんは影響有
パン屋さんの中には近くの学校やオフィスでパンを販売しているお店もあります。
学校が休校になったりリモートワークが増加したことで、販売ができなくなります。
販売数が減ることで、残念ながら売り上げが落ちてしまいます。
ネット販売へシフト
コロナ禍によりネットで買い物をする機会が増えました。
パン屋さんにとっても、ネット通販での売り上げの割合が増えています。
コロナ禍で変化するパン業界
コロナによって働き方や人とのふれあい方が大きく変化しました。
パン屋さんもコロナによる社会の変化に適応しなければいけません。
・店内に入るときに手指を消毒する
・店内ではマスクを着用する
・一度取ったパンは戻さない