パンの消費期限について
消費期限とは製造者が安全を保証する、安心して食べられる期日です。
パンに限らず、食品には消費期限があります。
普通の食パンでは、消費期限は長くても1週間程度です。
さらに保存料を使用していないパン屋さんのパンの消費期限は、さらに短くなります。
消費期限を過ぎたパンは見えないカビが発生していることもありますので、食べないようにしてください。
注意していただきたいのは、消費期限は「商品の袋や容器を開けないままで保管した場合」の期限です。
パン袋をあけたら袋の口はしっかり閉じるようにして、なるべく早く食べるようにしてください。
美味しいパンを長く楽しむ常温保存のポイント
パンの風味や味が劣化してしまう原因は乾燥です。
食パンやフランスパンは、スライスすると空気に触れる表面積が増えます。
表面積が増えることで空気に触れる面積が大きくなるため、乾燥しやすくなります。
食パンやフランスパンは食べる直前にスライスするのがポイントです。
消費期限内に食べきれないパンは冷凍しよう!
消費期限内に食べきれないパンは冷凍することで、保存期間が長くなります。
パンを冷凍保存するときのポイントをいくつか紹介します。
パンは1個ずつ冷凍する
パンを冷凍するときは、1個ずつラップに包むか保存袋に入れます。
このとき空気をしっかり抜くのが美味しく保存するポイントです。
パンが劣化する4度を素早く経過するため、間を空けるなどして効率よく冷凍します。
食パンやフランスパンはスライスしてから冷凍する
食パンやフランスパンなどの大きなパンは、スライスしてから冷凍します。
スライスする理由は、素早く冷凍できるためです。
お好みの厚さにスライスしてから、一枚ずつラップで包むか保存袋に入れます。
スライスして冷凍した方が、解凍して食べるときに便利です。
冷凍に向かないパンもあるので注意する
すべてのパンが冷凍保存して美味しく食べられるわけではありません。
以下のパンは美味しくたべるために、冷凍しない方が無難です。
・生クリームを使用しているパン
・カスタードクリームやマヨネーズなど、卵製品を使用しているパン
・フレッシュフルーツやトマトなど、水分の多い野菜を使用しているパン
上記のパンは解凍時に水分が分離してしまうため、冷凍保存はおすすめできません。
解凍して食べなければ、話は変わります。
生クリームやカスタードクリームを使用したパンは、冷凍や半解凍で美味しく食べることができます。
他には以下のようなパンも美味しくたべるために、冷凍はオススメできません。
・じゃがいもがそのまま入っているパン
・サーモンなどの生物を使用しているパン
例えばカレーパンや、サンドイッチなどが当てはまります。
解凍時に食感が悪くなるため、冷凍せずに消費期限内に食べるようにしましょう。
じゃがいもが丸ごと入っていないカレーパンは冷凍可能です。
冷凍したパンはどれくらい保存可能?
冷凍したパンは1週間以内に食べてしまうのがおすすめです。
冷凍庫に長く保存していると、冷凍庫内の臭いがパンに移って風味が悪くなります。
冷凍したパンの味と食感を損なわない期間は、おおよそ2週間です。
さらに冷凍したパンの保存期間の限界は、1か月が目安といわれています。
冷凍したパンの美味しい食べ方
冷凍したパンはレンジで温めるか、トースターで焼き直して食べると美味しく食べられます。
パンをレンジで温めすぎると水分が抜けて美味しくないので、様子を見ながら温めてください。
また、食パンやフランスパンはレンジを使わず、トースターで温めます。
トースターに入れる前に、パンに霧吹きで水をかけるのもおすすめです。