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【パンの食品添加物】パンによく使われる4種類をご紹介!

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原材料欄を見ると、パンにも多くの食品添加物が使われていますね。
食品添加物はパンの品質を安定させたり、保存期間を長くする、さらには製造コストを下げるために使用します。

パンメーカーの使っている食品添加物が、ニュースで話題になっていましたもんね。

食品添加物はアレルギーの方もいますので、なるべく摂取しない方が好ましいと思います。
安定した低価格のパンを食べるには、食品添加物を使うのは仕方ないのでしょうか。
パンの食品添加物について、詳しく教えてください!
わかりました。今回はパンに使用される4種類の添加物を紹介します。

食品添加物とは

食品添加物とは、加工食品を製造するときに使用する物質の総称です。

食品添加物の主な用途は、以下のようなものがあります。

・味を調える
・保存期間を長くする
・色や香りをつける
・加工しやすくする
・栄養成分を増やす

日本では厚生労働大臣安全性を認めた、特定の食品添加物でなければ使用することはできません。

また食品添加物の使用量も、法律で決められています。

日本の法律では、食品添加物は以下のように定義されています。

食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によつて使用する物をいう。
<食品衛生法第4条第2項>

なお食品添加物は食品表示法により、使用した物質を原材料欄に明記することが決められています。
アレルギー表示と同じですね。
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パンに使われる添加物

実際にパンの製造に使用される食品添加物を紹介します。

紹介する添加物は、すべて原材料欄に記載されています。
原材料欄を意識して見るようにします!

イーストフード

イーストフードパンの発酵を助ける食品添加物の総称です。

イーストフードをパン生地に加えることで、パン酵母の活動が活発になります。

安定した品質のパンを大量に、かつ短時間で製造するための食品添加物です。

まぎらわしい名称ですが、パン酵母のイーストとは全くの別物です。

また、イーストフードは一括表示が可能な食品添加物です。

食品衛生法でイーストフードとして認められた18種類の物質のうち、2種類以上使用していれば原材料欄にイーストフードと表示できます。

イーストフードとして認められた物質は以下の18種類です。

・塩化アンモニウム
・塩化マグネシウム
・グルコン酸カリウム
・グルコン酸ナトリウム
・酸化カルシウム
・焼成カルシウム
・炭酸アンモニウム
・炭酸カリウム(無水)
・炭酸カルシウム
・硫酸アンモニウム
・硫酸カルシウム
・硫酸マグネシウム
・リン酸三カルシウム
・リン酸水素二アンモニウム
・リン酸二水素アンモニウム
・リン酸一水素カルシウム
・リン酸一水素マグネシウム
・リン酸二水素カルシウム

なんだか化学の教科書を思い出しますね。

乳化剤

乳化剤は本来混じり合うことのない、水と油を混ざりやすくする物質です。

パンに乳化剤を加えることで、時間が経ってもパサつきがなく良い口当たりを保てます。

乳化剤と同様の働きをする物質に、手洗いや洗濯に使用する界面活性剤があります。

界面活性剤は肌や服に付着した油分を水と混ざりやすくすることで、油汚れを洗い流してくれます。

そのため乳化剤石鹸と同じという誤解を生んでしまいますが、界面活性剤と乳化剤は区別されています。

パンに使用される乳化剤は、グリセリン脂肪酸エステルが使われます。
乳化剤はパン生地だけでなく、パンのお供としておなじみのバターやマヨネーズにも使われている食品添加物ですね。

ビタミンC

ビタミンCパン生地のグルテンの弾性を強化する物質です。

パンにビタミンCを加えることで、グルテン発酵によって発生した炭酸ガスを多く包み込めるようになります。

そのため、窯伸びが良くなることでパンがボリュームアップし、断面の気泡の状態(すだち)が良くなります。

パンに使用されるビタミンCはL-アスコルビン酸です。

ビタミンCは酸化防止剤としても働くため、パンの変色や風味の劣化を防ぐ役割もあります。
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離型剤(シリコン)

離型剤は焼き上がったパンが、焼き型からスムーズに取り出せるようにする物質です。

パン生地を入れる前の焼き型に、離型剤を塗布することで焼き型からパンが外れやすくなります。

また、パン生地を分割する機械である自動分割機(オートデバイダー)の刃に、パン生地が付着するのを防ぐ用途にも使用することがあります。

パン製造の離型剤に使われる物質は、シリコンオイル流動パラフィンです。

シリコンオイルというと有害物質ではないかと勘違いされがちですが、身の回りでもシリコンは使われています。

パンやお菓子作りに使用されるクッキングシートは、紙の表面にシリコンやテフロンをコーティングしたものです。

また、流動パラフィンミネラルオイルと呼ばれ、ベビーオイルとして身近です。

耐熱性があり酸化しにくい流動パラフィンは、パンの製造工程に限って使用が認められています。

食品添加物の正しい知識を身に付けましょう!

今回はパンの食品添加物について紹介しました。
やっぱりパンにはたくさんの添加物が使われているんですね。
それぞれの添加物にも役割があることがわかります。

本来パンは小麦粉、パン酵母、水、塩だけで作ることができます。

パンを作る側としても、なるべく無駄なものは排除したいのが本音です。

しかし、安定した品質のパンを低コストで生産するためには、どうしても食品添加物が必要です。

添加物が良いのか悪いのかは、食べるわたしたち個人が判断すれば良いと思います。

残念ながら無添加をうたっているパン屋さんでも、離型剤を使用していることがあります。

パンの添加物は原材料欄に記載されていますので、確認するようにしてくださいね。

ぼくたちが食品添加物について、正しい知識を身に付けなければいけないですね。
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本記事をさいごまで読んでいただき、ありがとうございます。

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パンも取り扱いがあることはご存知でしたか?


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