デニッシュについて
デニッシュは砂糖や卵、牛乳を使用したパン生地に、バターを折り込んで焼き上げたパンです。
バターを織り込むことで風味が豊かで、サクッとした食感が生まれます。
カスタードクリームやフルーツ、チョコレートがトッピングされ、ケーキのようなデニッシュが多く販売されています。
他にも食パンの型でデニッシュを焼き上げた、デニッシュ食パンも人気です。
デニッシュとクロワッサンの違い
デニッシュとクロワッサンの明確な違いはありません。
デニッシュとクロワッサンはどちらもパン生地にバターを折り込み、ミルフィーユのような層を作り焼き上げたパンです。
日本のパン屋さんではデニッシュもクロワッサンも同じ生地を使うことがあります。
デニッシュとクロワッサンはパンの形状で違いを出しているお店がほとんどです。
クロワッサンは特徴的な三日月の形に成形し、デニッシュは正方形や渦巻き状などさまざまです。
日本ではクロワッサンもデニッシュも甘いパンというイメージが強くあります。
しかし、本場フランスではクロワッサンは食事用のパンなので甘くないのが一般的です。
デニッシュの発祥
デニッシュの発祥はオーストリアのウィーンです。
ややこしい話ですが、デニッシュ（Danish）という言葉は「デンマークの〜」を意味します。
デニッシュはデンマークが発祥だと勘違いされることが多いです。
名前の通りデニッシュがデンマークで広まったパンであることには違いがありません。
しかしデンマークではデニッシュはwiener brød（ヴィナーボズ）と呼ばれます。
デニッシュはウィーンで生まれ、デンマークで広まりました。
デニッシュが誕生した時期は明確にはわかっていませんが、遅くとも17世紀には食べられていたようです。
デニッシュの美味しい食べ方
ケーキのようなクリームやチョコレートと組み合わせたデニッシュは、そのまま食べるのが一番です。
デニッシュ食パンは軽くトーストするのがおすすめです。
バターの風味が強くなり、サクサク感が増してさらに美味しく頂けます。
デニッシュの保存方法
クリームやフルーツを使用したデニッシュはなるべく涼しい場所で保管し、できるだけ早めにお召し上がりください。
デニッシュのパンだけであれば、冷凍することで長期保存できます。
デニッシュを1個ずつラップで包むか、保存袋に入れて速やかに冷凍します。
デニッシュ食パンは食パンと同様に、スライスしてから冷凍します。
デニッシュを解凍して食べるときは、レンジで温めたあとにトースターで焼きなおすとサクサク感がよみがえります。
パンメーカーからも長期保存が可能なデニッシュが多く販売されています。
デニッシュの魅力をたっぷり楽しんでくださいね！
本記事をさいごまで読んでいただき、ありがとうございます。
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