日本人の半数の方は、現在ダイエットに取り組んでいるというデータがあります。
そこで注目してほしいパンに関する食品表示や、避けた方が良いパンを紹介します。
さらに、ダイエット中のパンの食べ方もお教えしますよ!
ダイエット中にパンを食べてはいけないのか?
ダイエット中にはパンは控えた方が良いと言われています。
それはパン食はご飯食に比べると、ダイエットに向いていないからです。
ヘルシーなおかずの多い和食中心のご飯食に比べて、パン食はどうしても油の多い洋食中心になりがちです。
また、パンだけで食事を済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。
ダイエット中でもパンを楽しむコツがあります。
・GI値
・PFCバランス
・食物繊維
パンはGI値が高いので太りやすい!?
パン食が太りやすいと言われている最大の原因は、パンのGI値が高いからです。
GI値のGIはグライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食品を食べた後の血糖値の上がりやすさを数値化したものです。
100を最大値として、高いほど吸収されやすく、太りやすい食品といえます。
摂取カロリーだけではなく、PFCバランスに注目しよう!
ダイエット中には摂取カロリーが気になって、栄養表示を見る方が多いと思います。
摂取カロリーだけでなく、もう一歩踏み込んで、PFCバランスに注目してください。
PFCバランスのPFCは人間の3大栄養素である、以下の単語の頭文字をあらわしています。
・タンパク質(Protein)
・脂質(Fat)
・炭水化物(Carbohydrate)
同じ摂取カロリーの食品でも、脂質(Fat)と炭水化物(Carbohydrate)の割合が多い食品は太りやすいといえます。
食物繊維を多く含む食品は腹持ちが良い
パンを食べてもすぐにお腹が空くため、パンは腹持ちが悪いと言われます。
食品の腹持ちの良さを決める要素は食物繊維量が大きく関係しています。
食物繊維を多く含む食品は腹持ちが良いと言われています。
なぜなら食物繊維には糖分の吸収をゆるやかにする働きがあるためです。
ダイエット中に避けた方が良いパン
ダイエットについて紹介した後は、具体的にダイエット中は避けた方が良いパンを紹介します。
PFCバランスの完全崩壊:惣菜パン
ダイエット中は脂質を多く含むウインナーの入ったパンや、同じく脂質であるマヨネーズで味付けしたパンは避けるようにしましょう。
また、具材に焼きそばやジャガイモなどの炭水化物を使用した総菜パンもPFCバランスが悪いといえます。
また、サラダチキンサンドやサバサンドなど、脂質量が低く、タンパク質量の多い具材もおすすめですよ!
炭水化物+炭水化物の甘い誘惑:菓子パン
ダイエット中は砂糖をたっぷり使った甘い菓子パンは避けるようにしましょう。
人気の高い菓子パンであるメロンパンの上に乗っているサクサク生地の正体はバターと砂糖が入ったクッキーです。
またクリームパンの中身のカスタードクリームにもたくさんの砂糖が使われています。
さらに菓子パンはおやつ感覚で、2個、3個と食べてしまうのではないでしょうか。
確実に摂取カロリーオーバーになってしまいます。
脂質+炭水化物の最強タッグ:油を多く含むパン
クロワッサンやデニッシュ生地のパンには多くの油(バターなど)が使われています。
また揚げパンやカレーパンのように、油で揚げているパンも脂質の摂りすぎになっていますので避けるようにしてください。
ダイエット中にどうしても食べたくなったら?
ダイエット中にパンを食べるなら、ぜひ選んでほしいパンを紹介します。
ダイエット中はなるべく茶色いパンを選ぼう!
ダイエット中は普段よく目にする白い食パンよりも、色のついた食パンを選ぶようにしましょう。
なぜなら色のついたパンは小麦粉だけではなく、食物繊維が豊富な全粒粉、ライ麦、ブランなどが原材料に含まれているからです。
ダイエット中は食パンよりもフランスパンがおすすめ
ダイエット中には食パンよりもフランスパンがおすすめです。
なぜならフランスパンの主な原材料は小麦粉と塩、水で、ダイエットの敵であるバターや砂糖などを使用していないからです。
またフランスパンは硬いため、よく噛むことで満足感を得ることができます。
注意してくださいね!
ダイエッターに人気上昇中のベーグルは?
ダイエット中の方に人気の高いベーグルもおすすめです。
プレーンのベーグルであれば、さきほど紹介したフランスパンのように、水と小麦粉、そして砂糖類でつくられます。
さらに製造の過程でいったん生地を茹でることにより、独特のむっちり、もちもちとした食感が生まれます。
その食感によりフランスパンと同様、よく噛むことで満足感が得られるのです。
ダイエット中でもパンを美味しく食べてくださいね!
本記事を簡単にまとめると以下のようになります。
・白いパンより色付きのパンを選ぶ
・フランスパンとベーグルがおすすめ!
・総菜パン
・菓子パン
・油を多く含んだパン
・マーガリンやバター、ジャムはちみつはなるべくつけない。
・サラダや野菜スープを一緒に食べる。